ねじで軽量化を図る
ねじの素材の中でマグネシウム合金やチタン製のねじで軽量化をする方がいらっしゃる一方で、費用の問題や手軽さで断念した方も多いと思います。
◆310スリム®は無駄をなくしたねじ
鉄やステンレスA2だから手軽に軽量化できる
310スリム®は一般のねじに使われている素材と同じ鉄やステンレス製なのでチタン製のように加工が大変な素材ではありません。頭部の無駄をなくした事で、軽量化できるねじです。
手早く1gでも軽くしたい方、出っ張りを無くしたい方に是非ご使用していただきたいねじです。
◆より軽量なアルミ製ねじもご用意!
鉄やステンレスA2に比べ約1/3の重さ!
軽量で出っ張りが少ないアルミねじもご用意しております。
カラーアルマイト処理を施したねじも通常在庫しておりますので即日発送可能です。
どれだけ軽くなる?! 重量比較
M5x10 10本の合計重量で比較してみました。
六角穴付ボルト (鉄・ステン) | 十字なべ小ねじ (鉄・ステン) | 310スリム(ステン) | 310スリム(アルミ) |
31g | 23.5g | 15.1g | 5.1g |
六角穴付ボルト(鉄・ステン)10本と310スリム®ステン10本を比べると約15.9g軽くなりました。
→「500円玉」約2枚分に相当します。
六角穴付ボルト(鉄・ステン)10本と310スリム®アルミ10本を比べると約25.9g軽くなりました。
→「単3電池」約1本分に相当します。
小ねじを310スリム®に10本変えるだけでこれだけ軽量化が見込めます。
軽量化してもねじの強度はそのまま
310スリム®は小ねじとしての強度は変わらず作られているため、小ねじと同じトルクで締付けても問題ありません。
軽量化したら強度的に不安な方がいらっしゃいますが、問題ありません。
鉄やステンレスA2で作られている310スリム®は、一般に売られている小ねじと同じトルクで締付けて頂いて問題ありません。
※アルミねじは約半分の強度になります。
310スリム®(鉄・ステンレスA2) M2~M6
M2 | M2.6 | M3 | M4 | M5 | M6 | |
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小ねじ(強度区分4.8)の 標準締付トルク※ | 0.17 | 0.35 | 0.63 | 1.48 | 2.98 | 5.07 |
310スリム®の最小破壊トルク | 0.4 | 0.5 | 0.95 | 2.3 | 4.0 | 10.0 |
※(株)東日製作所 トルクハンドブックVol.9 P.39より転載
310スリム®(アルミ) M3~M6
M3 | M4 | M5 | M6 | |
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小ねじ(アルミ,黄銅,銅)の 標準締付トルク ※ | 0.31 | 0.74 | 1.49 | 2.55 |
310スリム®の最小破壊トルク | 0.45 | 1.0 | 1.7 | 3.3 |
※(株)東日製作所 トルクハンドブックVol.9 P.39より転載
軽量化できるねじ310スリム®は省スペース化にも有効
頭の出っ張りがない分、省スペース化やクリアランス確保にも最適です。
カムアウトしにくい事も大事
頭の出っ張りがないため、カムアウトしたら大変です。
せっかくねじを変えて軽量化してもねじのカムアウトが原因でメンテナンスが出来なくなってしまっては意味がありません。
310スリム®はカムアウトしにくい6-ロブとクオ(十字穴)の2種類を採用しております。
※市販されている十字ドライバーやビット等でも使用可能です。