1995年位の話。
遺言書的にはピッタリのエピソードかな。
会社員だった私は、初めてインドからの輸入担当者になり、
インドのねじを東京へ輸入した。
DIN912六角穴付きボルト。
ヨーロッパ本社がサプライヤー登録をしたとのことで、
少し太径の8.8、10.9などのボルトを日本子会社の責任者が輸入した、
ファーストオーダー品の開梱作業を私がやった。
非常に丁寧に、キッチリと、カッチリと一本一本のねじが、新聞紙でくるまれていた。
ですがネ・・・その新聞紙がねじに張り付いちゃって剥がれないのよ。
油が乾燥しちゃって剥がれないのよ。
ありえないくらいに、メンドーなのよ。
クレーム、文句をインドへつけるのですが、当時の私のチカラ不足ですね。
全く相手にしてくれない。
舐めてやがるぜ・・・・
仕方ないので、新聞紙を丁寧にとったが、黒染めのはずなのに、黒染めしてなくて、
テンパーカラーの防錆油だけで出荷してきやがった。
また、文句をつけるが、チカラ不足ですよ。聞いてくれない。
当時の上司に、
「インドからの輸入は、キッパリ、やめてください!」
と私が言う前に終わった。
インドビジネスの最初から良い思い出が無いのに、自分の会社で3年間インドに事務所を持ってました。
コロナで終了になってますが。
インド出張は三桁回数は行ってませんが、結構いってます。
2024年の最初の海外出張もインドでした。