30年以上の私のねじキャリアのスタートは、ヨーロッパの大手ねじ屋の日本法人。
日本製のねじをヨーロッパとアメリカのグループ会社に、バンバン輸出する仕事で、
ねじを輸出しているが、ほとんど物流管理の仕事をしている感じ。
日本中のサプライヤーさん達に、港の倉庫へバンバン出来上がったねじを搬入してもらう。
私は輸出書類を、ひたすら作り続ける毎日だった。
そうです、一日中、船会社とスケジュールをすりあわせ、各メーカー担当者と
今週のロッテルダム向けには何を出荷して、ロングビーチ向けはこれ、ジェノバ向けは・・・・などが毎日の仕事。

イタリアのあるねじ商社ヘ、年に一回の仕事があった。
ホントに毎年一回だけの輸出。
で、この会社の納期が大抵9月頃なのだが、毎年イタリア人担当者がキッチリ
カッチリと、一か月以上休む。
3年目くらいに、緊急時があって電話したことが有ったら、会社ごと休みだった。

インターネットもSNSも無い時代だったので、国際電話しかなかった。
会社ごと休みだったとは.....知らなかった。

このイタリア人達も、「お仕事第二主義」だよ。
ヨーロッパには、お仕事第二主義者が多いのですよ。
このイタリア人の感覚はなんとなくですが、スペイン人も多い気がします。
ヨーロッパも北へ行けば、そんなことは・・・・などと聞きますが、
デンマーク人で、冬はフランス南部で仕事している人を知っています。
デンマークの冬は、暗くて寒くて憂鬱らしい。
このデンマーク人も。「お仕事第二主義者」でした。

アメリカにも「お仕事第二主義者」は多く存在しますが、ムチャクチャ働くアメリカ人も
多いことを知っています。

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